「笠碁」 柳家小さん(5)

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この録音は受賞祝い公演ということで開催されたもので、勲四等旭日小綬章と自身マクラで話をしています。
ということで、1985年のものと思われます。

ちょっと登場人物と展開を整理しておきましょう。
出てくるのは、近江屋と相模屋。
舞台となる場所は近江屋で、この近江屋が待ったを掛けます。
一方、雨の中、笠をかぶって家を出、近江屋に出掛けて行くのが、相模屋です。

この「笠碁」、クライマックスには雨が欠かせませんが、これは梅雨ではなく、秋の長雨のしとしとと降る感じのものだと、聞いたことがあります。
確かにそう思って聞いた方が、すっきりですね。

噺の中に、銀行やコウモリ(傘)という言葉が出てきますので、比較的新しい時代設定のようです。

今回取り上げた音源は、キングレコードの
「昭和の名人 古典落語名演集 五代目柳家小さん 十三」
この「笠碁」のほか、「粗忽長屋」と「長短」が収録されています。