「景清」 桂米朝(3)

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前回に引き続き、今回も三代目桂米朝師匠に登場願います。
演目は「景清」です。

東京で聴くこともある根多ですが、そもそもは上方落語ですので、当然のことながら、場所の設定が異なっています。

今回の音源は、前回紹介した「特選!! 米朝 落語全集」シリーズの第十四集です。

いわゆる、はめ物で、そこが上方落語らしいところです。
満貫百日目に観音様をお参りしたときに、定次郎が激しい雨に見舞われるシーンで、鳴物が入ってきて、嵐の雰囲気が盛り上がります
そして、観音様登場での鳴物、まさに聴きどころです。

サゲについてですが、東京では、目出度い噺と締めることが多いと思いますが、上方ではその土地柄か、笑いでオチをつけようとしている違いがあります。

「地獄八景亡者戯」 桂米朝(3)

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三代目桂米朝師匠が亡くなったということで、手持ちの音源を探したところ、CD2枚分の音源がありました。
こんな時期ということで、不謹慎かと迷いましたが、敢えて「地獄八景亡者戯」を取り上げたいと思います。
この演目の主な演者として名を挙げるとすれば、それは間違いなく、米朝師匠でしょうから。
平成2年4月22日、京都府立文化芸術会館にて収録 となっています。

25年ほど前の音源で声に張りもありながら、なかなかこのような長講が厳しくなっていると冒頭に話しています。

CDのタイトルは「特選!! 米朝 落語全集」シリーズの、その第十五集です。
この全集は全部で40枚のシリーズのようです。

この音源を私が持っている理由は、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」で渡哲也演じる、徒然亭草若師匠がこの「地獄八景亡者戯」をやるという設定ながら、全貌は掛からないので、是非聞いてみたいと思って、演目からたどり着いたのが、米朝師匠のCDでした。
やはり上方の噺ですからね。

「大王(大黄)を飲んで下してしまう」
そんな下げも寂しく感じる晩です。